Statement

東日本大震災3.11復興メダル(プレート)贈呈プロジェクト2020とは

2011年3月11日に発災した東日本大震災には、世界中の人々からお見舞いと物心両面での支援が寄せられました。来年開催されるオリンピック、パラリンピックに際して、東北地方に暮らす工芸家(地場産業従事者、アーティスト、デザイナー等)自身が創作した震災へのお見舞いと支援に対しての感謝のメダル(プレート)を贈呈するプロジェクトです。本プロジェクトはオリンピック、パラリンピック参加国・地域で復興支援をいただいた 国々と地域に 対して、感謝のメダル制作・贈呈を通し、世界との連帯と絆を深めようとするものです。本プロジェクトに参加することは、東北の風土の中で日頃から活動を続けている工芸家たちにとって、今後の創作活動への新たな可能性を見出せる意義あるプロジェクトになればと願っています。このプロジェクトに共感と賛同をいただいて、ぜひ多くの工芸家の参加をお願いいたします。

Statement +

2020年10月、東北の工芸家、海外を含むデザイナー、アーティストが結集し、素敵でそれぞれ特徴のある魅力的なメダルが結集しました。2011.3.11への追憶と復興支援への感謝、そして未来への希望が託されたメダルに新たなミッションが加わりました。それは新型コロナの世界的なパンデミックへの平癒。そして2021年、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を願って。

出典:外務省ホームページ https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/wakaru/topics/vol73/
名取市千年希望の丘
名取市かわまちてらす閖上
岩沼市海岸
桐製メダルボックス
水引刻印
贈呈および展示用メダルボックス
 
TOHOKU FUKKO MEDAL PROJECT 2020への参加の皆様へ
この度は皆様より東北復興メダル制作プロジェクト2020への協賛とご協力誠にありがとうございます。 さて、当プロジェクトですが、今後のスケジュールについてお知らせします。まず、メダルの事務局への提出ですが、10月末日をもって終了とさせていただきたいと思います。これから提出予定の皆様はどうぞよろしくお願いします。以下、下記のスケジュールに基づいて進行いたします。
*今後のスケジュール(2020年10月〜2021年3月
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10月末日:メダル事務局提出終了
11月初旬:各種メダルと贈呈国とのマッチング
11月中旬以降:当プロジェクトの贈呈各国への告知
12月中旬クリスマス期間に贈呈各国、関係機関、メダル製作者にメダル製作者一覧とメダル写真を掲載したリーフレットの配布
2021年オリンピックイヤー、2021年1月〜3月 大使館、領事館にてメダル贈呈(式)
2021年3月:東北復興メダル制作プロジェクト2020終了
2021年4月:〜メダル展示会
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引き続きのご協力、ご支援よろしくお願いいたします。
東北復興記念メダル制作プロジェクト2020実行委員会

小牟禮尊人(ガラス)

復興メダル制作に込める願いや想い
震災時にたくさんの海外からの支援・励ましをいただいたと聞いています、ありがとうございました。完全に復興はまだまだだと思いますが、東北でものづくりをしているアーティストの一人として感謝の気持ちをメダルに込めてお返しができることは光栄に思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材について
ガラスの技法のひとつであるフュージング技法を主に使用して、銀の粒の点描をサンドイッチし窯変で銀の色味を変え、冷めてから円周をカットし磨きました。手作りですがメダルらしい佇まいを表現してみました。


中田 晋一 (鍛 金)

 
  
                                            贈呈用                          展示用

復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災の時に世界中から寄せられました、お見舞いや支援に心よりの感謝を込めてオリンピック、パラリンピック参加の支援いた国や地域にメダルを贈るという主旨に深く共感し参加させて頂きました。9年が経ち、また世界は新たな問題に直面しております。こんな時こそ世界中が一致団結し解決に向けて努力しなくてはなりません。この素晴らしい企画が感謝のお返しであると共に新たな希望生み出す為の絆を深めるものとなる事を祈念しております。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材について
世界中の「絆」を深める事をテーマに、「編む」「包み込む」「結ぶ」という行為が制作を通じて表現される作品を目指します。高純度の錫を細長く鍛造し実際に編んだり包んだり結んだらしてして制作します。行為がそのまま形となり、言葉を越えた世界中に通じるメッセージになる事を祈りながら制作したいと思います。柔らかさと優しさのなかに、固い絆と強い心を持つ事の大切さも表現出来ればと思います。


伊藤 飄堂(陶 芸)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災は、多くの人命を奪い建物・自然を破壊した。しかし、国内外からの物資(goods)の支援と心(the heart)の支援で人と人、自然と人の絆は保たれて、今日に至っていることを国内外の多くの人々に感謝したいと思い、一つ一つ手作りで心を形にしました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材について
今、世界はコロナ禍に悩んでいる。一番大切な人と人との絆は分断されつつある。この分断をつなぐのが、私の窯に伝わっている「三多紋」で、桃は長寿・魔除け(long lifegood luck)。柘榴(ザクロ)は繁栄(many children)・仏手柑は招福(happiness)をデザインしたものである。


工藤 ぬい(藤 皮)

復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災被災地に寄せられた世界からの支援に感謝する想い。そして人と人とのつながりを大事にしていきたい気持ちを込めました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材について
素材としては藤皮を加工・染色をしており、また制作方法としては、くさり編みの結びを応用し連続しながら形を作っていきます。結びとは人とのつながり、結び合うということを思いながら制作しました。素材の特徴としては柔軟性があり、また軽くて丈夫な素材になっています。


増田 尚紀(鋳 物)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
一度衰えたものが、再び盛んになる意味の復興に留まらず、再び新しく生まれる再生に希望を託して制作しました。出羽三山の山岳信仰には、死して再び生まれる「擬死再生」の思想が古くから伝えられています。このメタルは擬死再生に願いを込めての一品です。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
復興の言葉の意味を熟慮し、Reconstruction、Revive、RebuildなどのRの文字に復興と再生のエネルギーを凝縮させたデザインです。山形鋳物の特長である鋳肌の美しさと、本漆焼付仕上げにオハグロを施した伝統の仕上げ方法で制作しました。


江口 忠博(漆 芸) 

  

復興メダル制作に込める願いや想い
震災復興の道程の中、これまで東北に心を寄せていただいた海外を含めた多くの皆様への感謝を込めると同時に、被災を乗り越えて創作活動を続ける、私を含めた東北地方の工芸家の皆さんの「東北への愛」が伝わるメダルを制作したいと思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
東北の太平洋岸の風景は一変しましたが、やはり豊かな緑と美しい海に育まれた風土。ケヤキを素材とし、卵殻で「砂」、青貝で「海」、緑漆で「松・山」を。「白砂青松」の太平洋岸の景色を表現してみました。プロジェクト参加の工人達の創作風土にも心を寄せていただけたら幸いです。


伊藤 直人(ガラス)

  

上林 恒平(刀  匠)伊藤 (組  子) 伊豆 徹(こけし) 江口 忠博(漆芸)ブルーノ・ピーフル(陶 芸)

  

 遠藤きよ子(刺し子)永井信二郎(フレーム)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
3.11の出来事は数多くの人々が亡くなり、いまだ行方不明の方も多く、絶対に忘れられない記憶。しかし、その記憶も時の流れと共に、過去の歴史というステージで薄れていく。あの時の記憶を再び胸に刻み、新しい未来に向けてみんなで再出発しよう。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
メダルの素材は藍染木綿の紬織を使用し、額のデザインは故人や行方不明の方々への祈りを込め「合掌」をイメージし、米沢箪笥の用材、樹齢350年の欅を使用。
また米沢に400年に渡り伝承されてきた「原方刺し子」の技法を元に、新たに、1枚の布、一本の糸でありながら、表と裏の図柄が異なる技法を開発し制作しました。


小林 貴子(染 色)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
いつでも、どこでも、なにをしていても、確実に、平等に、時が刻まれていきます。自然や運命には、逆らえないけれど、みんなが、優しく幸せになりますように。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
蓮の模様です。正絹古代縮緬に、普段は糸目糊を入れる筒に、アクリル絵具を入れて筒描きし、アクセントに、スワロフスキービーズを飾りました。裏地は、ひとつは、ふくら雀(吉祥紋)もうひとつは、うろこ紋(魔除け)どちらも古布縮緬地です。ストラップは、筒状のメッシュ。全部好きな素材で、楽しく幸せに制作しました。(重りに、鉄板をいれました)


ブルーノ・ピーフル(陶  芸)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
戦争や人種差別のない平和に世界になるよう思いを込めました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
地元の土を使用し、透明釉をかけ薪窯で制作しました。


門馬 経智(金 工)


劉 暁帆(デザイナー) 

  

復興メダル制作に込める願いや想い
「滴水之恩 当湧泉相報:一滴の水のような恩にも湧き出る泉のような大きさでこれに報いるべし」いつ、どこで、誰が災害に合うのか分かりません。支援の大小に関わらずその気持ちを大事にして、お互いに思いやる心の大きさこそ重要と思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
素材はガラスで「滴水之恩 当湧泉相報」を表現するデザインです。メダルの大きさは限られていますが、そこに水紋が広がり大海をイメージできるデザインとしたい。


 長谷川恵子(デザイナー)

 
  

復興メダル制作に込める願いや想い
9年前 3月11日 山形 文翔館にて「MURAYAMA未来塾」塾長玉田俊郎教授のアドバイスをいただき 作品成果発表を県主催で行われていた最中に地震が起きて 木造の建物がギシギシ音をたてて揺れ あわてて皆で外に飛び出すと 玄関前の石畳も歪んで揺れていたのを思いま出します
今もコロナ 洪水などの被害で世界中が心休まらない毎日です
こんな時こそ東北人の粘り強い物作りのエネルギーを世界の支援いただいた国々の方々に届けたいと思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材について
素材について
日本古来の侘び 寂 見立ての世界をメダルに込めてみました
メダル
男物のへこ帯を最上川に見立て 古い昔の和紙の本の一部で時代を表しました
赤い帯揚げは紅花に見立てて 和紙に書いてある作物の作り方の一部を紅花の作り方に合わせました
裏側
山形の蔵元の酒袋と深山和紙に自分て紅花を散らして作りました
重りは 一銭銅貨 を裏側に縫い付けました。


滝川 ふみ(ガラス)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
9年前私は西日本に住んでいて、次々とテレビが映し出す生まれ育ち暮らした土地の光景に眠れぬ夜を過ごしました。あの光景は一生忘れられません。支援くださったたくさんの国々に感謝を。2021年夏の東京オリンピック開催を願いながら制作しました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
濃藍、青藍、白藍、天色、若竹色、朽葉色、紫苑色、白、の色ガラスと箔を重ねて溶かし合わせ、模様を描いています。色と模様を重ね合わせることで五輪という祝祭を表現しました。


長内 勝信(木工)

  
復興メダル制作に込める願いや想い 

震災からもうすぐ10年経とうとしています。東北がますます元気で活気にあふれた土地になるよう祈っております
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
東京オリンピックで採用された、市松模様を取り入れたエンブレムにインスピレーションを受け、寄木細工で表現しました。ベースとなる外周部分はイチイ材を使用し、市松模様部分は、鮮やかな紫色のパープルハートと、白さが美しいクリ材で制作しました。


鎌田 祥子(ガラス)

復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災から9年経ちますが復興に向けて進んでいる部分とまだまだ足りていない部分があると思います。東北が一つとなって未来に進めるように、そしてあの大変な時に力をくれた世界の方々へ感謝の気持ちと復興に向け一歩ずつ進んでいる姿が伝わるようにメダルを作りたいと思いました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
青い海や空、澄み渡った空気。キラキラと光が降り注ぐ。当たり前にある日常の幸せな風景をメダルに込めました。キルンワークというガラスの技法を使いガラスの間に銀箔を挟めて焼きました。ガラスと銀は化学反応を起こし色が変化しています。


宗像 利浩(陶 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い
この度、東北復興メダルプロジェクトに参加させて頂きまして、日本で開催されます東京オリンピックに陶芸家として復興メダルを制作する機会に恵まれ、身が引き締まる思いです。
2011年の東日本大震災の時は多くの皆様のご支援を頂き、人のご縁の大切さを知る事が出来ました。今度はこのプロジェクトによって東北から世界に日本の文化の良さを発進できればと思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
日本の文化を考えた時、五感を通して物を見るという事があります。
陶芸は芸という事が入ることによって、作品を見た時、作品の中に美が潜んでいる事が要求されます。又、陶芸の素材は土であり、土には命があります。人間は見えない力によって生かされています。
科学が進む現代において、その技術を生かす為にも物を直に見て、五感を通して体感する事によって受ける、感動する力がこれからの時代により必要とされる気が致します。


今井 保典(陶 芸)

  
 

復興メダル制作に込める願いや想い
この度、3・11の震災は大学卒業の年でした。決まっていた就職先の支店を支援する為に被災地へ行き、忘れられない光景を見ました。窯元である家業を継承する為平成30年に退職し、ものづくりの道へ入ったばかりの未熟な自分が、今回のプロジェクトに参加する機会を頂いたことで、これからも震災の事を忘れることなく、自分も成長して行こうといういう気持ちで制作しました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
習得したばかりのロクロの技法で、ドーナツ型のメダルを制作しました。素材は陶土で、登り窯で焼成した赤松の薪による自然釉の焼きものです。


菅原 信博(木 工)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
この日のために自分のすべてを捧げ、激烈なる競争を勝ち抜いて、世界中から集まる選手たちの世紀の祭典。我々にこれ以上のない興奮と感動を与えてくれます。勝者には金・銀・銅のメダルが授与されます。物づくりを担う一人として、選手の皆さん全員に敬意と感謝を示すべく、心を込めてこのメダルを作りました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
山形県と秋田県の県境に跨る鳥海山(標高2236m)は故郷の誇りです。紀元前466年に大噴火を起こし、樹々は深い土中で約2500年という永い眠りに就きました。使用した神代杉は切り出時に卵色に発色し次第に青色を帯びた神秘的な姿に変身していきます。長期間耐え忍び自分を変化させて芸術性のある深みを体得したのだと感じられます。正に一流のアスリートの人生を彷彿とさせる最適な素材と思い選びました。


伊藤 祐彩(染織:手描き友禅染め)

  
復興メダル制作に込める願いや想い 

東日本大震災によって失われた日常を少しずつ取り戻せるように祈りを込めて制作しました。支援してくださっている世界各国の人々に感謝の気持ちを伝えたいです。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
やわらかな光、さくら色に染まる風に幸福を感じる待ち望んだ春をイメージしました。そんな素晴らしい時間をこれからも世界中の皆さんと迎えられますように。絹ちりめんに友禅染めをしました。とてもやわらかいです。


菅江 浩二(鋳物)

復興メダル制作に込める願いや想い 

日本の歴史の中でいろいろと、自然と共存することで生かされている有り難さを感じつつ又、前進なされている方々の幸福を願い製作いたしました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
復興メダル制作に込める願いや想い復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
東北で950年の歴史を持つ山形鋳物。江戸中期から続いてきた梵鐘づくりは、東北でも梵鐘制作は渡辺梵鐘だけになりました。1300年の四季の中で,時を告げてきた日本の梵鐘と鐘楼堂を表して制作しました。


高橋 勇介(陶 芸)

 
  

江見 夏江(繭細工)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
2011・3・11東日本大震災、未曾有の災害・自然の驚異に深い悲しみの中にいたあの日を忘れることはできません。復興にあたり、日本はもとより世界各国から多大な援助とボランティアの皆様の支援を賜りました。
冬を越え春となり、必ず故郷に花は咲きます。地球は一つ、同じ時を生きる私たちの喜びと絆の証となりますよう平和の願いを込めて大きな感謝の想いで、メダル制作に参加いたしました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
岩手県の県都盛岡市に、国の天然記念物「石割桜」があります。巨大な花崗岩を割って咲く樹齢360年を越える桜です。そのたくましい生命力、冬を越え故郷に咲く桜の花をイメージして制作しました。
県産繭玉を染色して使用して桜の花に、黄金繭(クリキュラ)をシート状に加工してベースにしました。繭玉に浄法寺漆を塗って制作した装飾パーツも加えて華やかなメダルに仕上げました。


黒沢みゆき、江口 忠博(油彩、漆芸) 

  

草彅 桃江(陶 芸)

  
復興メダル制作に込める願いや想い 

東日本大震災発生時、私は東北を離れており、これから故郷はどうなってしまうんだろうと毎日不安でいっぱいでした。今は生まれた町に戻り、自分の好きな仕事をしながら大好きな場所で生活することができています。この日常を送ることができることを嬉しく思い、そしてこの日常が長く続くように願っています。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
色をつけた粘土を組み合わせて模様を作る「練り込み」という技法で陶器を作っています。この技法でしから表現できない模様が一番の特徴です。


星 優子(陶 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い
私の住む地域は震災で大きな被害を受けずに済みました。昔から幾たびも繰り返される自然の脅威を前に、人間は為すすべもないのか? 無常感にさいなまれました。そんな中で、海外から支援の人々が駆け付けて下さった姿を見て、助け合いの尊さに感動したのを覚えています。あの当時の感謝の気持ちをこのような形で表せる機会を頂いた事に、感謝いたします。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
「ハヤチネウスユキソウ」を贈る花に。海外にも知られている感謝の言葉、ARIGATOを添えてメダルにしました。ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)は、早池峰山に自生する高山植物で、ヨーロッパアルプスのエーデルワイス(気品ある美しい白の意)に酷似しているところから、姉妹花とも言われています。早池峰の蛇紋岩の岩肌に気高く咲く美しい花をイメージして、信楽の土で作りました。


今井 理桂(陶 芸)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
2011年震災の年、死を覚悟するような大きな手術をしました。回復する力となったのが、それまで自分が作っていた焼き物でした。元気だった時の自分のエネルギーが感じられ「元気になったら次はこんなものを作りたい」そう思いながら闘病し今があります。今生かされている自分が、震災復興の御礼としてのメダルを制作できることに感謝し制作しました。復活、復興の力となる手作りのもののエネルギーを感じて頂き、完全復興までこれからも見守って頂きたいと思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
素材は陶土と赤松の薪のみです。釉薬を一切使用せず、窯の中で、作品に降り積もった薪の灰が、高温になって融けた自然釉の焼きものです。メダルの意匠は「作品を生み出す炎の魂」と「実を結び、種をこぼす植物」で、再生・復活・復興の願いを込めました。


鍋田 尚男(ガラス)

復興メダル制作に込める願いや想い
3.11の時を思うと今でもその時の記憶が鮮明によみがえります。様々な国、人々からの温かい気持ちに触れた事、いつまで忘れません。今でも続く人と人のと繋がりに感謝しながら雪国東北の美しさをメダルに込めて届けたいと思い制作にあたりました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
雪景色の渓流の美しさを表現しています。細かなパーツを組み合わせ電気炉で焼成するモザイク技法て制作しています。素材 ガラス技法 フュージング 研磨 サンドブラスト。


野田 孝順(陶 芸)

  

志賀 英二(ガラス)

復興メダル制作に込める願いや想い 

一本のガラスの線が織りなす複雑な模様は、復興と言う一つの思いが作り出す数多の復興の形を表します。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
1200℃で溶けているガラスに息を吹き入れながら成型成型する宙吹きガラス。溶解炉から巻きだした透明なガラスに溶かした色ガラスを密に巻き付け、練り込みながら形を成型。ガラスの表面を銀でカバーする事で中に見える模様を際立たせています。


吉田 朝夫(石 彫)

  
復興メダル制作に込める願いや想い 

東北被災地と限界集落の復興を位置づけ、このメダルつくりに参加しました。私は石屋、一石を投じる大きな役割を持っていると思っている、持続可能な東北被災地と限界集落を目指し石工をやっている。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
石種インド産 表面・本研磨仕上げ 文様については寺の天井画等に使用されている花の丸文様と言われている。


 小保内教裕(ガラス)

  
復興メダル制作に込める願いや想い
大切なものを見失い、記憶の中に仕舞い込んでいる悲しみや心に残る想い。
失ったものは元には戻らない。 
悲しみを埋める事は出来ないが、目には見えない希望をカタチにしてみた
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
メダルの向こうに見え隠れする想い、そして希望を色に込め繋ぎ合わせてガラスで制作いたしました。 

工藤 修二(陶 芸

  
                                贈呈用                                    展示用
復興メダル制作に込める願いや想い

未曽有の大震災に対して成す術もなく、メディアを通して外国からの救援隊やボランティアの方々の活躍を唯々感謝と尊敬の気持ちで見ておりました。漠然と恩返しが出来ればとの想いはあるものの、どうすることも出来ずにおりました。「東北復興メダルプロジェクト」の話を山形の知り合いから聞きすぐに参加を決めました。自分の気持ちがメダルという形で外国の方々に伝われば幸いです。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
私は薪窯で焼〆陶器を作っていますが、このコロナ禍の影響でどうしても以前の納期には間に合わず他の窯での焼成となりました。素材は磁器土を使いました。意図としてはシンプルなものにしたいと思い、東北の地図(海岸線)と国の花である桜をモチーフに制作しました。


湊 征子(七 宝)

  
復興メダル制作に込める願いや想い

想像をはるかに超えた未曽有の震災  あれからの復興の様子は現地に行ったり、また マスコミで数多く伝えられていますが、まだまだの様子 心が痛みます。 自分にできること・・探していましたが、少しでもお役に立てれば幸いです。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
自分にできること。 七宝で復興への思いを表現したいと考えていましたが、 いま作り続けている なまはげをテーマに作ります。 なまはげは神の使者 いつまでも守り続け、元気を与えてくれる。自分なりの表現で作ってみようと思います。


鈴木美保子(草木染・手編)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
3.11の震災は工房にて草木染めをしていて火を止めてあわてて外へ皆で飛び出し樹につかまっていました。揺れがおさまって戻るとガス台の染液の大鍋がひっくり返っていました。交通が乱れていて各自が自宅に戻ったのは夜だったと今でも皆で話し合っています。丁度、東京でのグループ展のある前で作品も送付済み・・・中止にはなりましたが大騒ぎでした。
被害の少ない秋田にいてさえ、コロナの事もありますが平常に生活が出来、平穏である事が一番の幸福。平和を願って制作したものです。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
30年も前から秋田の自然から色をいただき自分の作品に生かしてきました。たっぷりたまった糸を使って小さな自然の恵みが表現できたと思っています。自然は大きな力と美しさを与えてくれます。


 伊藤 嘉輝(ガラス)


竹村 松博(木 工)

  
復興メダル制作に込める願いや想い
大きな恐怖と深い悲しみを残した大震災。復興に向けて御尽力下さった国内外の方々の大きな力は、今後も末永く語り継がれる事と思います。今、復興メダルに感謝の思いを込めて。

 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
メダルの図案は「子供と鳩」未来の希望と平和を、自分のライフワークである木彫で表現しました。


むらかみともこ(アーティスト)

  
復興メダル制作に込める願いや想い
わたしたちの東北の地は、山や海に囲まれ、四季の草花の美しさと気候のきびしさのなか沢山のあたたかい人々が暮らしています。
今ここにある日々をいとおしく思い、再び歩き続ける私だちの、心からの感謝と未来への希望を込めて、このメダルを製作いたしました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
私のふるさとの宮城の海の色、深く青く潔く波の優しさと荒々しさに包まれた姿を感じながら作りました。
荒目の赤い粘土に釉薬を何種かで飾りました。

 尾形かなみ(ガラス)

  
復興メダル制作に込める願いや想い
石巻にあった私の育った家や漁業を営んでいた父の船は大変な被害を受け、私たちの生活は大きく変わってしまいました。そんな状況下でも励まし助けてくれた海外の友達に感謝の気持ちでメダルを制作に参加しました。また、津波の後から病気と戦っている父を元気付けたくて応援の意味も込めてデザインを考えました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
大漁旗をモチーフにしました。漁船が出航する際にお祝いとして贈られるおめでたい旗です。また、さんまの群れもデザインに取り入れました。父の船はさんま漁船でしたので子供の頃から船の出港と水揚げを見てきました。大漁の時、魚の腹がキラキラと光る美しさは三陸沿岸ならではの風景だと思います。手前のさんま5本を五輪マークと同様に螺鈿のように色分けしました。ガラスならではの透けを活かし奥行きを持たせ海の広さを表しています。

齋藤るみ子(染 

  

復興メダル制作に込める願いや想い
震災から9年が経ちましたがまだまだの現状ですね。 長い時間をかけての復興に微力ながら協力したいです。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
小さなメダルに気持ちを入れ込むということは難しいい面がありました。自分のできる織った布 染めた布での表現です。青い海 太陽の光 お花のイメージを盛り込みました。


大内 学(ガラス)

 
復興メダル制作に込める願いや想い

東日本大震災に際しまして、被災地の復旧・復興活動などに多大なご協力をいただき誠にありがとうございます。その、ご支援に対する感謝の気持ちを東京オリンピックというタイミングにメダルという形で、伝えられる事はとてもありがたく思います。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
ガラスと木材を組み合わせたメダルです。木型に溶かしたガラスを流し込み木肌のおうとつをガラスに写したパーツに山形県産のクリの埋もれ木を合わせ制作しました。


斎藤 國男(漆 芸)

  

竹田 康夫(陶 芸)

  

 難波 立子(ガラス)

復興メダル制作に込める願いや想い
福島県は地震、津波、原発の爆発事故と前例のない災害を受けました。明日どうなるかもわからない日々を過ごし、9年たち日常生活を送ることの出来る有難さを実感しています。様々な人や国の援助で復興に向かっている福島からのメッセージになればいいかと思います。

 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
原発事故で立ち入れなくなった地域に、桜並木と装飾横穴群があります。古墳時代の絵画と日本を代表する花、桜をモチーフにガラスで制作したいと思います。


尾崎 邦男(木 工)

  
復興メダル制作に込める願いや想い

2010年脳出血で倒れ左半身に麻痺が残りました。それまでは建具職人として建具や家具を製作していたので、左手が全く動かなくなった事に大変ショックを受けましたが、時間が掛かっても作ってみようと挑戦し、今では右手だけでテーブルや飾棚等も作る事が出来るようになりました。諦めなければ願いは叶うと実感し、諦めずに続けていく事が復興に繋がるとの想いでメダルを制作しました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
障害がある自分でも、このプロジェクトに参加させて頂く事ができて、大変光栄に思っています。素材は楡の埋もれ木で、組子の部分は青森ヒバを使って制作しました。


尾崎 えり(布)

  
復興メダル制作に込める願いや想い

「もったいない」物を大切にするという古くからの教えを大事にして、着なくなった着物を洋服等にリメイクしていますが、その切れ端で日本らしいメダルにしようと考え、ひと針ひと針心をこめて製作しました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
復興記念メダル制作プロジェクトに参加させて頂きありがとうございます。日本らしさを表すには着物がよいと思い、本体の木に色々な着物の布地を組み合わせて製作しました。


井上 直美(漆 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い
今回、この様な形でプロジェクトに参加できる事を誇りに思っております。東日本大震災により、多くのものを失いました。震災時から諸外国の方々から沢山の支援を受け、街や人々に少しづつ活気や笑顔が戻ってきたと感じてます。自分一人の力は無力ですが、遠い海外からずっと支えてくださっている方々に、心を込めて制作したメダルで感謝の気持ちを表現したいと考えました。

 

復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
「漆=JAPAN」と表現されるほど「漆芸」は日本特有の伝統工芸です。その独特の艶、質感が活かせる様に、軽く堅牢な乾漆素材に、漆黒とカラフルな色を織りまぜて制作しました。身に着ける人も、見る人も元気が出る様な作品にしたいです。


菊池 房江(七 宝)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
東京オリンピック開催と世紀の祭典の成功を願って、シンプルな中に躍動感を感じられる作品を制作いたしました。題名は「飛翔」応援旗は東京五輪のエンブレムの市松で鳥の羽ばたきの中には五色の彩りを施しております。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 
七宝の中の有線七宝の技法を用い、東京五輪開催に向けて世界中の大勢の方々の温かさや絆の力を表現いたしました。


藤田 麗子(ガラス) 

  

今野 矩子(陶 芸)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
私は秋田県の日本海側南部に住まいしています。震災での被害はほとんどありませんでした。にも係わらず何のお手伝いも出来ずにおりましたが、何か私に出来ることはないものかと思っていた時、新聞に「五輪出場国にメダルを、東日本大震災で世界中から受けた支援への感謝を伝えよう」という主旨に深く感動し参加させていただきました。微力ながらお手伝い出来ることを誇りにおもっております。
 
復興メダル制作の意図や特徴
11角スター … ダイヤのごとくキラキラと輝いて人生を送って欲しい
ひまわり … ひまわりは太陽に向かって花を咲かせる。前向きに人生を歩んで欲しい。
矢がすり紋様・組子紋様 … 日本古来の伝統紋様。日本をPRする。
 
復興メダルの素材・形状・用途
陶器・円形  メダル、壁飾り、受台 等々。


千田 圓(木 工)

復興メダル制作に込める願いや想い
私は震災当時は東北を離れていましたので被災を免れましたが、地元石巻に住む家族や親族、同級生が被災し、被災状況や生活上の苦境を知りながらも、一個人では効果的な支援が何もできないことに心苦しさを感じていました。復興がだいぶ進んだ頃に地元に戻り、復興に関して特にできることはないまま過ごすのかと思っていましたが、今回復興メダルの制作という機会に巡り会うことができました。私自身が当時何もできなかった分、復興メダル制作を通して、被災地を支援して頂いた方々にお礼の気持ちを表したいと思います。

 

復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
再生と石巻の海をテーマに花と青海波をモチーフとして選び、デザインを考案しました。木の固有色を生かし、寄木に彫りを施すことで青海波と花を表現します。


大木 春菜(ガラス)

  
                             贈呈用                                             展示用

鈴木 正二(金 工)

  

千葉 征彦(陶 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い

3.11の大津波後に目撃したふる里の光景はあまりに凄まじくて現実感に乏しく、思考や感情のフリーズを強いられた。誰もが何人もの知人や縁者を喪っていながら、涙を流せない時を送った。人はあまの悲しみの前では涙も出ないというのは本当だった。今では大船渡も陸前高田も全く別の街に変わってしまった。復興と云うよりふる里は生まれ変わったのだと思うほかない。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて  
大船渡市も陸前高田市も以前の面影を留めない変わりようだが、北国ながら温暖な気候や降雪の少なさは変わらず、両市とも市の花を《椿》としている。生まれ変わったふる里のイメージシンボルはやはり《椿》に託すのが一番と思いメダルにしてみた。


野村 昌弘(陶 芸)

  

復興メダル制作に込める願いや想い
日本は自然災害の多い国です。震災のような災害は防ぎきれるものではありません。そのような時に顔も名前も知らぬ人達のために世界中から支援頂く。人の心とはなんとあたたかいものかと感謝とともに気づかされました。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
遠野には河童といういたずら好きの妖怪の伝説があります。悪さもするのですが相撲が好きだったりして中々憎めない奴等です。この河童は日本各地の伝説にあって、その中に河童膏という万能傷薬を持っているという話があり、とにかくどんな傷でもたちどころにくっつけてしまうそうなのです。人と人をつなげる薬は,やはり心なのでしょう。


                      

杉村 峰秀(陶 芸)


木内 啓樹(漆 芸)

  

                             贈呈用                                             展示用


村山 耕二(ガラス)

  

水口麟太郎氏(アーティスト) 江口 忠博(漆 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い

震災によって人々の生活だけでなく、東北という1つの「文化」が大きな痛手を負った。私は東京に住んでいたが、連日耳に入るよくないニュースはその傷跡の深さをこれでもかというほどに、私に痛感させた。しかし、人の熱が冷めない限り、「文化」という火が尽きることはない。近年の東北では受けた痛み以上の、燃え盛るような復興の意思を感じている。「とうほく」という素晴らしい文化、人の熱が永遠に尽きることのない象徴として、その火をメダルに閉じ込めた。
 

復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて 

平安より文字列の美的表現の追及に用いられてきた変体仮名。その筆跡の流れを3次元空間へ汲み取り、さらなる芸術性の獲得を目指す立体書道「3D最高精度の最新3Dプリンタによって実現した「とうほく」形へ、漆芸職人の方のご協力を得て、その技と熱を閉じ込めさせていただきます。 Calligraphy LULUCANA」。


ジェームス・オペ(陶 芸)

復興メダル制作に込める願いや想い
2011年311日に発生した東日本大震災は、三重の大災害でした。巨大地震、壊滅的な津波、原子炉のメルトダウンです。私は30年間、宮城県仙台市から南35キロにある柴田町で、陶芸家として暮らしてきました。仕事場のある山の頂上から太平洋が見えますが、津波の影響を受けるほど近くはありません。地震によってそれほど大きな被害は受けませんでした。ただ、柴田町は福島第一原発から75キロメートルの場所にあります。80キロ以内に住むイギリス人に避難するよう呼びかけていたイギリス人に避難するよう呼びかけていたイギリス大使館から助けを借りて、家族と私は東京に一時的に避難しました。また、私が35年前、陶芸家になるために1年半修行した窯元は、福島県大堀村(現在の双葉郡浪江町)にありました。福島第一原発から7.5キロメートルの場所です。師匠の家族は突然逃げなければなくなり、今も戻れない状態です。メダルを作りながら、過去や将来の希望など、様々なことに思いをめぐらせていました。あの日、世界中の人が助けてくれたこと。そしてあの日以降、永遠に元に戻すことのできなくなってしまったものがあるということ。
 
復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
2011年3月11日に大津波を生み出した海と、その上にかかった虹を表現しました。虹は、明るい未来や前を向く力、平和の象徴です。海を表現するために、練り込み模様の色年度を使っています。
メダルは二重焼きにしました。福島第一原発の北に7.5キロほどの場所にある大堀村で作られていた大堀相馬焼で、受け継がれていた技法です。メダルの前後はろくろで作りました。裏面は銘文です。

アーティスト、水口麟太郎氏と漆芸家、江口忠博氏のコラボレーションによるメダルが完成しました

 水口麟太郎氏のメダル作品の原案は、変体仮名「とうほく」を3Dで表現したものです。変体仮名は金の蒔絵を施し、ベースは漆の黒の鏡面仕上げとなっている。立体文字が背景の鏡面に映り込んでいる。
 
東北復興メダル2020 水口麟太郎氏と江口忠博氏協業によるメダル完成品(漆芸)
 
東北復興メダル2020 伊藤飄堂氏(陶芸)完成品
 

                                                                     ©︎ HYODO ITO

 伊藤飄堂氏のメダルが完成し実行委員会に提出されました。伊藤飄堂氏のメダルリボンは標準タイプではなく、メダル上部に穴が施され、そこにリボンを結ぶやり方です。また、メダルケースも独自に制作しました。これをセットとして復興支援国に贈呈します。リボンとメダルケースは委員会標準の展示用ケースも付与され、中に制作者の思いや制作意図などのリーフレットが入ります。

ブルーノ・ピーフル氏、メダル制作の登窯火入れと窯出しシーン

                   
   

小牟禮尊人氏メダル制作、秋田さきがけ(秋田魁新報社)に掲載

2020年6月7日 秋田さきがけ
2020年7月9日 秋田さきがけ

TOHOKU FUKKO MEDAL PROJECT 2020
今後のスケジュールとメダル制作者皆様へのお願い

 

メダル送付先

〒993-0021 山形県長井市上伊佐沢3158-1  
メダル事務局 江口忠博
Tel 0238-88-3451
メダル本体のみでお送りいただければ結構ですが、リボンまで取り付けられる方がおいでの場合は、その仕様でも構いません。よろしくお願いいたします。

*メダル留め具、リボンにつきまして(制作者がご自分で取り付ける場合リボンの長さと幅ですが、長さ85cmm~90cmを基本とします。幅28mm〜38mm(メダルの大きさデザインに合わせて結構です)

全体進行プラン(メダル制作に関して:制作者および実行委員会)

・メダルの事務局への送付 /7月末日(大変恐縮ですが、プロジェクト規定により制作者負担でお願いいたします)
・メダルへの金具およびリボンの装着、メダルボックスへのセット/8月末日
 *本人のご希望と確認を取り、進めていきます。
 *制作者ご自身でメダルへのリボン取り付け、収納ボックスのご用意は自由です。その旨、事務局までお知らせください。
・メダル制作の想いや制作の意図、素材、加工技術の説明等のリーフレットの制作(事務局対応)
 *日本語と英文の表記となります。(デザインは事務局対応)
 *上記の制作趣旨をまだ入力がお済みでない方はホームページ入力フォームでの入力をお願いします。(6月末日)

全体進行プラン(メダル贈呈に関して:実行委員会)

・メダル贈呈は基本的に東北の各県に直接支援をいただいた国々に贈呈し、順次、様々な形で支援をいただいた国々に贈呈していきます。(6月〜8月準備期間、10月以降、贈呈開始)
 *なお、メダル贈呈の開始時期は各国の状況を勘案して行います。
・贈呈準備期間と贈呈についての英文ホームページの拡充(6月以降〜 )
 *現在、英語版ホームページのベースがありますが、英語版に日本語版と同等の制作者情報、メダル情報を掲載します。

全体進行プラン(展示会に関して:実行委員会)

・TOHOKU FUKKO MEDAL PROJECT2020の展示会を開催します。予定として2ヶ所で開催する計画です。(年度内)
 *詳細については後日、正式に決定次第お知らせします。
 *メダル制作は原則として贈呈用1つ展示用1つです。

Regulation

 メダル制作規定

メダルサイズ:90mm×90mm×20mm以内の大きさとする。
メダル形状:必ずしも円形でなくてもよい。
ストラップ:委員会より規定のストラップを支給します。
ストラップ留具:委員会より規定の留具を支給します。
メダルケース:委員会より規定の箱を支給します。

 Profile Tohoku

ものづくり東北

東北の地には様々なものづくりがあり、そこにはものづくりを担う工芸家がいます。生粋の東北人から諸外国出身の工芸家まで今日のものづくりに広く携わっています。そしてそのものづくりの基層には東北の自然と文化、歴史があります。ものづくりを支えるのは伝統技術を継承する工房や地場産業、行政、技術者、流通と幅広い人や企業です。

 

メダル制作者作品紹介とメダル制作意図

齋藤 るみ子(染 織)

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
震災から9年が経ちましたがまだまだの現状ですね。 長い時間をかけての復興に微力ながら協力したいです。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
小さなメダルに気持ちを入れ込むということは難しいい面がありました。自分のできる織った布 染めた布での表現です。青い海 太陽の光 お花のイメージを盛り込みました。


 宗像 利浩(陶   芸)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
この度、東北復興メダルプロジェクトに参加させて頂きまして、日本で開催されます東京オリンピックに陶芸家として復興メダルを制作する機会に恵まれ、身が引き締まる思いです。
2011年の東日本大震災の時は多くの皆様のご支援を頂き、人のご縁の大切さを知る事が出来ました。今度はこのプロジェクトによって東北から世界に日本の文化の良さを発進できればと思います。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
日本の文化を考えた時、五感を通して物を見るという事があります。
陶芸は芸という事が入ることによって、作品を見た時、作品の中に美が潜んでいる事が要求されます。又、陶芸の素材は土であり、土には命があります。人間は見えない力によって生かされています。
科学が進む現代において、その技術を生かす為にも物を直に見て、五感を通して体感する事によって受ける、感動する力がこれからの時代により必要とされる気が致します。


江見  夏恵(工房夢繭*花)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
2011・3・11東日本大震災、未曾有の災害・自然の驚異に深い悲しみの中にいたあの日を忘れることはできません。復興にあたり、日本はもとより世界各国から多大な援助とボランティアの皆様の支援を賜りました。
冬を越え春となり、必ず故郷に花は咲きます。地球は一つ、同じ時を生きる私たちの喜びと絆の証となりますよう平和の願いを込めて大きな感謝の想いで、メダル制作に参加いたしました。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
岩手県の県都盛岡市に、国の天然記念物「石割桜」があります。巨大な花崗岩を割って咲く樹齢360年を越える桜です。そのたくましい生命力、冬を越え故郷に咲く桜の花をイメージして制作しました。
県産繭玉を染色して使用して桜の花に、黄金繭(クリキュラ)をシート状に加工してベースにしました。繭玉に浄法寺漆を塗って制作した装飾パーツも加えて華やかなメダルに仕上げました。


 中田 晋一 (鍛  金)

 
 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災の時に世界中から寄せられました、お見舞いや支援に心よりの感謝を込めてオリンピック、パラリンピック参加の支援いた国や地域にメダルを贈るという主旨に深く共感し参加させて頂きました。9年が経ち、また世界は新たな問題に直面しております。こんな時こそ世界中が一致団結し解決に向けて努力しなくてはなりません。この素晴らしい企画が感謝のお返しであると共に新たな希望生み出す為の絆を深めるものとなる事を祈念しております。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
世界中の「絆」を深める事をテーマに、「編む」「包み込む」「結ぶ」という行為が制作を通じて表現される作品を目指します。高純度の錫を細長く鍛造し実際に編んだり包んだり結んだりして制作します。行為がそのまま形となり、言葉を越えた世界中に通じるメッセージになる事を祈りながら制作したいと思います。柔らかさと優しさのなかに、固い絆と強い心を持つ事の大切さも表現出来ればと思います。


鎌田 祥子(ガラス)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災から9年経ちますが復興に向けて進んでいる部分とまだまだ足りていない部分があると思います。東北が一つとなって未来に進めるように、そしてあの大変な時に力をくれた世界の方々へ感謝の気持ちと復興に向け一歩ずつ進んでいる姿が伝わるようにメダルを作りたいと思いました。

 

Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
青い海や空、澄み渡った空気。キラキラと光が降り注ぐ。当たり前にある日常の幸せな風景をメダルに込めました。キルンワークというガラスの技法を使いガラスの間に銀箔を挟めて焼きました。ガラスと銀は化学反応を起こし色が変化しています。


  井上  直美(漆 芸)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
今回、この様な形でプロジェクトに参加できる事を誇りに思っております。東日本大震災により、多くのものを失いました。震災時から諸外国の方々から沢山の支援を受け、街や人々に少しづつ活気や笑顔が戻ってきたと感じてます。自分一人の力は無力ですが、遠い海外からずっと支えてくださっている方々に、心を込めて制作したメダルで感謝の気持ちを表現したいと考えました。

 

Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
「漆=JAPAN」と表現されるほど「漆芸」は日本特有の伝統工芸です。その独特の艶、質感が活かせる様に、軽く堅牢な乾漆素材に、漆黒とカラフルな色を織りまぜて制作しました。身に着ける人も、見る人も元気が出る様な作品にしたいです。


  水口  麟太郎(アーティスト)

 
 
 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
震災によって人々の生活だけでなく、東北という1つの「文化」が大きな痛手を負った。
私は東京に住んでいたが、連日耳に入るよくないニュースはその傷跡の深さをこれでもかというほどに、私に痛感させた。しかし、人の熱が冷めない限り、「文化」という火が尽きることはない。近年の東北では受けた痛み以上の、燃え盛るような復興の意思を感じている。
「とうほく」という素晴らしい文化、人の熱が永遠に尽きることのない象徴として、その火をメダルに閉じ込めた。

 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
平安より文字列の美的表現の追及に用いられてきた変体仮名。その筆跡の流れを3次元空間へ汲み取り、さらなる芸術性の獲得を目指す立体書道「3D Calligraphy LULUCANA」。
最高精度の最新3Dプリンタによって実現した「とうほく」形へ、漆芸職人の方のご協力を得て、その技と熱を閉じ込めさせていただきます。


 千田 圓(木 工)

 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
私は震災当時は東北を離れていましたので被災を免れましたが、地元石巻に住む家族や親族、同級生が被災し、被災状況や生活上の苦境を知りながらも、一個人では効果的な支援が何もできないことに心苦しさを感じていました。復興がだいぶ進んだ頃に地元に戻り、復興に関して特にできることはないまま過ごすのかと思っていましたが、今回復興メダルの制作という機会に巡り会うことができました。私自身が当時何もできなかった分、復興メダル制作を通して、被災地を支援して頂いた方々にお礼の気持ちを表したいと思います。

 

Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
再生と石巻の海をテーマに花と青海波をモチーフとして選び、デザインを考案しました。木の固有色を生かし、寄木に彫りを施すことで青海波と花を表現します。


増田  尚紀(鋳  物)

 
 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
一度衰えたものが、再び盛んになる意味の復興に留まらず、再び新しく生まれる再生に希望を託して制作しました。出羽三山の山岳信仰には、死して再び生まれる「擬死再生」の思想が古くから伝えられています。このメタルは擬死再生に願いを込めての一品です。

 

Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
復興の言葉の意味を熟慮し、Reconstruction、Revive、RebuildなどのRの文字に復興と再生のエネルギーを凝縮させたデザインです。山形鋳物の特長である鋳肌の美しさと、本漆焼付仕上げにオハグロを施した伝統の仕上げ方法で制作しました。


劉 暁帆(デザイナー)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
「滴水之恩 当湧泉相報:一滴の水のような恩にも湧き出る泉のような大きさでこれに報いるべし」いつ、どこで、誰が災害に合うのか分かりません。支援の大小に関わらずその気持ちを大事にして、お互いに思いやる心の大きさこそ重要と思います。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
素材はガラスで「滴水之恩 当湧泉相報」を表現するデザインです。メダルの大きさは限られていますが、そこに水紋が広がり大海をイメージできるデザインとしたい。
 


工藤 ぬい(藤 皮)

 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
東日本大震災被災地に寄せられた世界からの支援に感謝する想い。そして人と人とのつながりを大事にしていきたい気持ちを込めました。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
素材としては藤皮を加工・染色をしており、また制作方法としては、くさり編みの結びを応用し連続しながら形を作っていきます。結びとは人とのつながり、結び合うということを思いながら制作しました。素材の特徴としては柔軟性があり、また軽くて丈夫な素材になっています。


鈴木美保子(草木染・手編)

 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
3.11の震災は工房にて草木染めをしていて火を止めてあわてて外へ皆で飛び出し樹につかまっていました。揺れがおさまって戻るとガス台の染液の大鍋がひっくり返っていました。交通が乱れていて各自が自宅に戻ったのは夜だったと今でも皆で話し合っています。丁度、東京でのグループ展のある前で作品も送付済み・・・中止にはなりましたが大騒ぎでした。
被害の少ない秋田にいてさえ、コロナの事もありますが平常に生活が出来、平穏である事が一番の幸福。平和を願って制作したものです。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
30年も前から秋田の自然から色をいただき自分の作品に生かしてきました。たっぷりたまった糸を使って小さな自然の恵みが表現できたと思っています。自然は大きな力と美しさを与えてくれます。


 野村 昌弘(陶   芸)

  
  
  

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
日本は自然災害の多い国です。震災のような災害は防ぎきれるものではありません。そのような時に顔も名前も知らぬ人達のために世界中から支援頂く。人の心とはなんとあたたかいものかと感謝とともに気づかされました。
 
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
遠野には河童といういたずら好きの妖怪の伝説があります。悪さもするのですが相撲が好きだったりして中々憎めない奴等です。この河童は日本各地の伝説にあって、その中に河童膏という万能傷薬を持っているという話があり、とにかくどんな傷でもたちどころにくっつけてしまうそうなのです。人と人をつなげる薬は,やはり心なのでしょう。


江口 忠博(漆 芸)

 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
震災復興の道程の中、これまで東北に心を寄せていただいた海外を含めた多くの皆様への感謝を込めると同時に、被災を乗り越えて創作活動を続ける、私を含めた東北地方の工芸家の皆さんの「東北への愛」が伝わるメダルを制作したいと思います。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
東北の太平洋岸の風景は一変しましたが、やはり豊かな緑と美しい海に育まれた風土。ケヤキを素材とし、卵殻で「砂」、青貝で「海」、緑漆で「松・山」を。「白砂青松」の太平洋岸の景色を表現してみました。プロジェクト参加の工人達の創作風土にも心を寄せていただけたら幸いです。


星  優子(陶  芸)

 
 
                  
 
 

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
私の住む地域は震災で大きな被害を受けずに済みました。昔から幾たびも繰り返される自然の脅威を前に、人間は為すすべもないのか? 無常感にさいなまれました。そんな中で、海外から支援の人々が駆け付けて下さった姿を見て、助け合いの尊さに感動したのを覚えています。あの当時の感謝の気持ちをこのような形で表せる機会を頂いた事に、感謝いたします。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
「ハヤチネウスユキソウ」を贈る花に。海外にも知られている感謝の言葉、ARIGATOを添えてメダルにしました。ハヤチネウスユキソウ(早池峰薄雪草)は、早池峰山に自生する高山植物で、ヨーロッパアルプスのエーデルワイス(気品ある美しい白の意)に酷似しているところから、姉妹花とも言われています。早池峰の蛇紋岩の岩肌に気高く咲く美しい花をイメージして、信楽の土で作りました。


滝川 ふみ(ガラス)

  

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
9年前私は西日本に住んでいて、次々とテレビが映し出す生まれ育ち暮らした土地の光景に眠れぬ夜を過ごしました。あの光景は一生忘れられません。支援くださったたくさんの国々に感謝を。2021年夏の東京オリンピック開催を願いながら制作しました。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
濃藍、青藍、白藍、天色、若竹色、朽葉色、紫苑色、白、の色ガラスと箔を重ねて溶かし合わせ、模様を描いています。色と模様を重ね合わせることで五輪という祝祭を表現しました。


難波 立子(ガラス) 

  
  
  
Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
福島県は地震、津波、原発の爆発事故と前例のない災害を受けました。明日どうなるかもわからない日々を過ごし、9年たち日常生活を送ることの出来る有難さを実感しています。様々な人や国の援助で復興に向かっている福島からのメッセージになればいいかと思います。

 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
原発事故で立ち入れなくなった地域に、桜並木と装飾横穴群があります。古墳時代の絵画と日本を代表する花、桜をモチーフにガラスで制作したいと思います。


尾形かなみ(ガラス

  
  
  

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
石巻にあった私の育った家や漁業を営んでいた父の船は大変な被害を受け、私たちの生活は大きく変わってしまいました。そんな状況下でも励まし助けてくれた海外の友達に感謝の気持ちでメダルを制作に参加しました。また、津波の後から病気と戦っている父を元気付けたくて応援の意味も込めてデザインを考えました。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
大漁旗をモチーフにしました。漁船が出航する際にお祝いとして贈られるおめでたい旗です。また、さんまの群れもデザインに取り入れました。父の船はさんま漁船でしたので子供の頃から船の出港と水揚げを見てきました。大漁の時、魚の腹がキラキラと光る美しさは三陸沿岸ならではの風景だと思います。手前のさんま5本を五輪マークと同様に螺鈿のように色分けしました。ガラスならではの透けを活かし奥行きを持たせ海の広さを表しています。


長谷川恵子(デザイナー)

  
  
  

Q1:復興メダル制作に込める願いや想い
9年前 3月11日 山形 文翔館にて「MURAYAMA未来塾」塾長玉田俊郎教授のアドバイスをいただき 作品成果発表を県主催で行われていた最中に地震が起きて 木造の建物がギシギシ音をたてて揺れ あわてて皆で外に飛び出すと 玄関前の石畳も歪んで揺れていたのを思いま出します
今もコロナ 洪水などの被害で世界中が心休まらない毎日です
こんな時こそ東北人の粘り強い物作りのエネルギーを世界の支援いただいた国々の方々に届けたいと思います。
 
Q2:復興メダル制作意図や特徴、素材にいついて
素材について
日本古来の侘び 寂 見立ての世界をメダルに込めてみました
メダル
男物のへこ帯を最上川に見立て 古い昔の和紙の本の一部で時代を表しました
赤い帯揚げは紅花に見立てて 和紙に書いてある作物の作り方の一部を紅花の作り方に合わせました
裏側
山形の蔵元の酒袋と深山和紙に自分て紅花を散らして作りました
重りは 一銭銅貨 を裏側に縫い付けました。


  

メダル制作者登録期間(2020年3月31日)

現在73名の工芸者、デザイナー、アーティストのキャリアに基づき、当委員会より正規登録をさせていただきました。本プロジェクトへのご理解とメダル制作の実施に心より感謝申し上げます。

メダル制作規定

メダルサイズ:90mm×90mm×20mm以内の大きさとする。メダル形状:必ずしも円形でなくてもよい。ストラップ:委員会より規定のストラップを使用します。ストラップ留具:委員会より規定の留具を使用します。メダルケース:委員会より規定の箱を使用します。 メダルへの留具の固定、ストラップ装着、メダルケースへのメダルの収納は委員会で一括して行います。

 復興メダル制作期間

登録申請を行い、委員会より復興メダル制作依頼のメールを通知します。(2020年1月中旬以降3月31日末日まで)許可通知により、適宜制作に入っていただきます。完成品を2020年5月〜7月末日を目途に委員会へ送付していただきます。メダルのみ送付で結構です。

メダル素材と形状と処理につきまして

メダル素材は自由です。(陶、磁、ガラス、木、漆、金属、布、和紙)ただし、人体や皮膚に有害な素材は使用しないでください。また形状もメダルを首に掛ける時や扱う上で安全な形状と処理をお願いします。 

制作者及びデザイナー

メダル制作に当たっては、個人でデザイン、制作を行ってもよいし、制作とデザインを分けて制作者、デザイナーとして制作してもよい。その場合のデザイナーは東北以外のデザイナー、外国人デザイナーでもよい。ただし、メダル制作者とデザイナーは両者のマッチングと十分な相互理解の基で行うことを条件とします。

制作費用とメダル送付に関わる経費につきまして

本事業は東日本大震災3.11復興への世界各国からのご支援と応援に対する感謝と御礼をメダル贈呈で表現するものです。制作作者皆様の協賛と共感を旨としています。制作に関わる費用、メダルの送付に関わる費用につきましては皆様のご負担でお願いいたしくご理解い申し上げます。

メダル制作者の顕彰と各国大使館(復興支援をいただきました国々と地域)へのメダル贈呈(予定)

制作していただいた復興記念メダルはオリンピック、パラリンピック参加国の大使館に贈呈します。同時に制作者の顕彰を行います。

 メダル展示巡回展(予定)

制作していただきました復興記念メダルは東北および東京にて展示会を行います。

メダル収納ボックス(素材:桐)展示用ボックス

 

 
 

メダル収納ボックスのサイズ( 寸法(内寸) 幅(短辺):110 mm 長さ(長辺):160 mm 高さ:50 mm)

メダル制作見本(標準)

メダルサイズ90mm 厚さ20mm
メダルケース 幅 W 120mm 奥行 D 170mm 高さ H 60mm  

メダル制作見本(標準)

メダルケースは桐箱を予定。
 

 

メダルリボン留具(標準)

リボン留具は上記仕様を基準とします。メダルとリボン留具の固定は委員会で行います。なお、留具は上記仕様を標準としますが、メダル制作者の意図や素材の扱いを優先していただいて結構です。その旨、留具の希望をお知らせください。ご希望に沿って対応いたします。

   

メダルへのリボン留具の固定方法

メダル裏面への留具の固定方法は接着とします。但し、素材や素材強度によって仕様が異なることもあります。留具素材はアルミです。

 

アーティスト・メダルデザイン制作事例

 

By Rintaro Mizuguchi(登録制作者:水口麟太郎)

©︎Rintaro Mizuguchi

漆工芸者とのマッチングを希望

アーティスト登録の水口麟太郎氏のデザイン案(モデル原型)が委員会に届きました。本人の希望は漆仕上げで最終提案をしたいとのことでした。委員会では本デザインと漆工芸者とのマッチングを図っていきます。

 陶芸

 

陶芸

 

ガラス

 

打刃物

 

漆芸

 

鋳物

 
 

About Us

東北復興メダルプロジェクト

プロジェクト発起人

ブルーノ・ピーフル(陶芸家 山形県大石田町)

伊藤飄堂(陶芸家 山形県尾花沢市)

村山耕二(ガラス工芸家 宮城県仙台市)

江口忠博(漆工芸家 山形県長井市)

事務局

江口忠博(山形県長井市上伊佐沢3158-1 mail:nushiya@ksh.biglobe.ne.jp)

スーパーバイザー

玉田俊郎(東京造形大学 FUIGOLAND LLC)

 

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